成長する企業の経営者
- 飯領田 晃
- 2 日前
- 読了時間: 6分

ビジョナリープロダクトの「リーダーズ」サイトです。
*** 筆者紹介 ***
ビジョナリープロダクトは、光・レーザ加工・計測技術が専門です。工作機械や鍛圧機械などFA産業機械の新商品開発支援や製造技術・品質改善・設備導入支援をしています。
伴走型で商品開発プロジェクトを推進する技術・製造・事業戦略コンサルティングと商品開発マネジメント・コンサルティングを提供しています。
*** 事業経営コラム記事 ***
本シリーズは、私が会社員時代に経験した事業部運営の実体験や独立起業後の実体験、知人経営者から聞いたお話など、ビジネス書やネット記事の体験談なども踏まえた「ものづくり」技術経営と「人づくり」人的資本経営に関わるビジネスコラムです。更にはAI時代のDX経営なども考察していきたいと思います。本シリーズは、「商品開発の極意」シリーズより「経営寄り」の話題を提供して参ります。会社の経営者(リーダー)だけでなく、今後独立起業を考えている方にも参考になれば幸いです。
今回のテーマは、「成長する企業の経営者」についてです。「社員は皆頑張っている。けれど生産性が上がらない。売上も伸びない。」と悩んでいる経営者は多いのではないでしょうか。急成長した経営者のお話と私の主観も含め、企業の成長に大切なことを一緒に考えてみましょう。
▶ さて、伸びる会社や成長する会社は、現状維持の会社と何が違うのでしょうか?
当然のことながら、経営者(リーダー)の先見性・能力・資質・考え方でしょう。組織はリーダーの器以上には成長しないとも言われます。ただ、私はそうとも思っていません、皆さんはいかがでしょうか。立派な参謀や軍師などがいて良好な関係性を構築できていれば、経営者の不足する部分を補ってくれることで経営者の器以上に会社が成長することもあるでしょう。ただ、総じて経営者(リーダー)は孤独で、一人で悩むことが多いものです。
いずれにせよ、経営者は組織のリーダーですから社員がついてきてくれなければ何もできません。社員の離職率が高い会社は、生産性があがるどころか売上が低迷します。
それ故に、大事なこと、
其の一「会社は、社員を大切にすること」
会社が社員を大切にして幸せにしなければ、社員が会社に尽くすことはありません。帰属意識があって始めて会社へ貢献しようとします。「決められた時間、社内にいてそれなりに仕事をして給料をもらえればいい。」という社員ばかりでは成長は見込めませんよね。
では、自ずと次に大事なことは想像がつきますね。
其の二「社員のモチベーション向上に努める」
社員のモチベーションなどどうでも良いという声を聴くこともあります。こういう耳を疑うような経営者が運営する事業や会社では、必ず病理現象が蔓延しています。往々にして経営者は気づいていません。社員の働ぎ甲斐とやる気は大変重要です。
▶ では、社員のやる気はどうしたらあがるのでしょうか?あなた自身はどうですか?
社員や部下の姿勢を変えることは大変難しいことです。自分自身の姿勢を変えることすら容易ではないからです。現在の状況や過去を悔いても何も始まりません。社員の態度を評価する前に自分の態度や姿勢を振り返る必要があります。
大事なこと、
其の三「変えられるのは、自分自身と会社の未来である」
自分(経営者)が変われば、他人(社員)も変わります。他人が動かない時は、自分に要因があります。他責にせず自責で考えるべきです。ただ、これは言うは易しです。これができる人は極わずかだと思います。私自身も自分は原則正しいと考えてしまいがちです。自分自身に一本筋の通った理念を持つことは重要ですが、他人の理念にも耳を傾ける必要があります。
▶では、社員のモチベーションがあがる為には何が必要でしょうか?
経営者(リーダー)は社員のモチベーションがあがる環境を提供してあげる必要があります。社員が積極的に提案できる環境です。人は自分の意見を聞いてほしいものです。あなたもそうではありませんか?例えば、会議の席で何か発言すれば、否定される。反論される。押さえつけられる。このような状況に置かれると人は発言しないようになります。勿論、発言しないのだから新たな行動もお越しません。
大事なこと、
其の四「社員には、心理的安全性が必要」
社員へ心理的な安全性を与えることで、会議などの場で発言するようになります。活発な意見交換ができるようになります。そこから新しいアイデアも生まれます。発言して受入れられるようになるとやる気が生まれます。これがモチベーション向上につながります。モチベーションは自分に裁量が与えられたときに向上します。
故に、経営者に大事なこと、
其の五「傾聴、受容、失敗の許容」
社員の意見を傾聴し、受容してあげ、提案を取り入れ、任せることです。そして、失敗しても許容してあげることです。「人は失敗すれば必ず何かを学びます」。反省は必要ですが、失敗を許容されると心理的安全性が保たれます。失敗したら即左遷又は解雇では、とても安心して働くことはできません。
こうして社内で心理的安全性が保たれ発言・提案・行動が生まれると、社員は自律し挑戦するようになり、職場や生産ラインで改善が生まれます。おのずと「風通しの良い職場」となります。この風通しの良い環境によって、個人の生産性があがり、敷いては組織の生産性が向上します。
▶これらを実現する為に必要な経営者の姿勢は何でしょう?
会社を成長させた社長が気づいたこと
其の六「素直さ、謙虚さ、感謝すること」
社員や部下に「ありがとう」と素直に感謝する気持ち。これが謙虚さにつながり、傲慢な自分を戒めてくれたそうです。社長がその姿勢に変わった頃から社員がアイデアを出し、会社が動くようになり、離職率も下がり、売上げが伸びたとのことです。私も本当に同感です。私自身もその姿勢に変えてから人間関係や事業運営がうまくいくようになった実感があります。
皆さんはどのように感じますか?考え方は人それぞれですが、多くの成長企業は、「社員を大切にする会社」「社員が生き生きと働く会社」だと信じて疑いません。
貴重なご意見や実体験がありましたら是非教えて下さい。
さて、今回は「社員に感謝することの大切さ」についてお話してきましたが、実はそれだけで事業が急成長するかと言えばそうも甘くはなく、まだまだ他に重要な経営ポイントが多数あります。成功する社長は複合的な施策を取り入れています。
今後は、商品開発の極意シリーズと並行して、様々な経営ポイントについてご紹介できればと思います。
あなたはどのように経営改善していますか。。。


